畳縁 たたみべり

◆畳縁 たたみべり

畳縁とは
畳縁は、畳縁は畳の長い辺につけられる布のことです。
畳表の角の摩耗を防ぐため、畳を敷き合わせる際にできやすい隙間を”しめる”などの役割があります。
その歴史的背景は畳縁によって座る人の地位や、身分を規制するために進歩発展してきたと考えら、身分による畳縁の使用規定が「海人藻芥」(応永27年西暦1420年)に記されてあるそうです。
身分の最高位の天皇や法皇は繧繝縁(うんげんべり)、また神前や仏前の半畳用にも同じものが用いられました。
親王や大臣は大紋高麗縁(おおもんこうらいべり)、公卿は小紋高麗縁(こもんこうらいべり)、僧侶や学者など及び四位、五位の位のある人は紫縁、侍、及び六位の人などは黄縁を用いるように決められていました。
現在では施主様のお好みで自由に選ぶことができますが、 神社仏閣の畳、御茶室畳などはそれぞれ決められたものを用います。
畳の縁は錦や麻、絹や化学繊維など、様々なもので作られています。
柄のないものと柄が織り込まれたものとがあり、部屋の雰囲気を飾ります。なお琉球畳にはこの畳縁がありません。

以上が畳縁の説明になります。
当店で表替え・新畳・裏返しには約30種類の畳縁の中から追加料金なしでお選びいただけます!
※その他の畳縁も追加料金が発生しますがお選びいただくことはできます。

 

◆畳縁見本一覧◆
当店取り扱い畳縁の一部のサンプルになります。常時約30種類は在庫を持っていますが、ご希望によりオーダー畳縁や、より高品質な畳縁の取り寄せもできます。
お見積もりにお伺いする際はサンプル帳をお持ちしますので実物に触れていただけます。